先日、キャンプ用にFIELDOORラウンドグリドルパンを購入しました。
グリドルパン自体は便利な商品なのですが、使い方次第では輻射熱の危険性があるので注意が必要です。
実際にメーカーに危険性の有無を問い合わせしました。
この記事で分かること
- マルチグリドルを使うときの輻射熱の注意点
- コールマンツーバーナーとの安全性
- 輻射熱の対策をメーカーに問い合わせた結果
これからマルチグリドルを購入する方、すでにお持ちで危険性を知らなかった方に、おすすめの記事となっています。
マルチグリドルが使用できる熱源
キャンプや自宅でも、使える熱源が幅広いのがグリドルパンのメリットのひとつ。
直火、ガス、IHや電気調理器にも対応しています。
しかし、カセットコンロなどの場合は要注意!
マルチグリドルの輻射熱に注意する熱源
カセットコンロで使用する場合や、ボンベをグリドルパンが覆ってしまう場合は要注意です。
理由は輻射熱による爆発の危険性があるからです。
ボンベを覆ってしまうと輻射熱により温められて発熱・爆発の恐れがあります。
ラウンドグリドルパンを購入する時に、注意事項が書かれているのをみて初めて知りました。
知らずに使っていたら恐ろしい…。
インスタとか見てると、フラットバーナーやタフ〇を使っているのを多く見ますが、本当は危険だそうです。
メーカーの対応サイズからすると推奨されていません。
我が家には小さい子どもがいるし、危険なことを回避することも学んでほしいので、安心して使用できるものを調べました。
Colemanツーバーナーとの相性
我が家はColemanツーバーナーをメインの熱源としています。
コンロが二口あるので同時に調理ができるし、火力も十分。
風防付きで風の影響も最小限にできて気に入っていました。
が、風防があるおかげで、33cmラウンドグリドルパンが乗りにくい。
中心からずれているので火の通りが均等になりにくいし危険。
サイドの風防を外すと、イイ感じに。
これなら火力の真ん中にグリドルが置けて安定性も良好。
しかし、真下にOD缶があるので輻射熱の危険もあり、対策は必要かと。
自宅にあるフライパンやメスティン、クッカーなど軽量なキッチングッズを使用する場合は、ツーバーナーおすすめです。
反対に、ダッチオーブンやスキレットなど鉄製で輻射熱を発生するものにはそのままの使用は不向きかと思います。
マルチグリドルの輻射熱対策
ユニフレーム テーブルトップバーナーUS-DⅡ
出典:ユニフレーム
ユニフレームから発売されているテーブルトップバーナーUS-DⅡは分離型バーナーの一つです。
分離型バーナーとは、CB缶またはOD缶を、ホース経由で燃料を供給するものをいいます。反対に、直接バーナーに取り付けるものを「一体型」といいます。
ボンベの距離を離すことができるので、輻射熱で熱くなることを避けることができます。
2020年に発売され、それまではUS-Dモデルでした。
調べてみるとマイナーチェンジだったので、どちらでもOKかと。
ユニフレームのテーブルトップバーナーUS-DⅡの良さは、ダッチオーブンも使用できる耐荷重なことです。
ダッチオーブンも鉄製なので輻射熱の危険性があり、同じく注意が必要です。
US-DⅡはCB缶用なので、OD缶で使用する際は変換プラグが必要です。
他メーカーからも分離型バーナーは販売されていますが、耐荷重が15kgでダッチオーブンも使用できるのは珍しいです。
FUTURE FOX OD缶専用遮熱板
出典:FUTURE FOX
ユニフレームのテーブルトップバーナーは分離型バーナーで、ガス缶と距離をとることで輻射熱の影響を減らすものでした。
遮熱板はガスボンベに板をかぶせてガス缶への加熱を防ぐアイテムです。
OD缶専用の遮熱板はFUTURE FOXから販売されています。
使用方法はOD缶のねじ込み口にはめるだけです。
かさばらないし口コミも良好です。
メーカーにマルチグリドルを安全に使いたくて問い合わせてみました!
遮熱板を使用すると、通常使用時よりボンベが受ける輻射熱を軽減できるため、より安全に使用することが可能。
キャンピングムーン CB缶 OD缶 互換アダプター&マルチガスホースライン Z10/Z13M/Z21
出典:キャンピングムーン
様々な使い道ができる万能選手です。
- カセットコンロでOD缶が使えるようになる
- OD缶に付けると、CB缶(カセットポンベ)に対するガス器具が使用可能
- カセットボンベに付けると、OD缶に対するガス器具が使用可能
- OD缶液出し使用に便利なスタンド付き
- 磁石固定式のカセットコンロにも適合
OD缶⇄CB缶にも変更できて、ホースが70cmあるから輻射熱からも避けることができます。
商品情報欄にColemanツーバーナーの使用可否欄が〇となっていましたが、再確認のため問い合わせてみました。
ガス缶と距離が離れるため、輻射熱の影響を避けて使用できる。
問い合わせを受けて、遮熱板より物理的な距離を離した方が、安心して使えそうだなと感じました。
メールは著作権にあたる可能性あり、添付しておりません。
こんな人におすすめ
- どこでも買えるコスパのいいCB缶を使いたい場合
- OD缶⇔CB缶に変更したりもできる分離型バーナーがいい場合
- 荷物がかさばらずに輻射熱の危険性を軽減したい場合
マルチグリドルの輻射熱対策まとめ
マルチグリドルの輻射熱対策について紹介しました。
我が家は検討した結果、キャンピングムーンのマルチガスホースラインを購入しました。
安全にマルチグリドルを使うために、輻射熱の対策をしましょう。
ご自身のキャンプスタイルに合わせて、選択する手がかりになればと思います。
マルチグリドルの輻射熱の対策について、少しでも参考になれば嬉しいです。