七五三を迎えられる皆さん、おめでとうございます。
今回、5歳になる息子が七五三を迎えるにあたって、用意したものや経験談をお伝えします。
5歳男の子ママの経験談、必要なもの、購入品について知りたい方におすすめの記事となっています。
5歳の七五三とは
5歳のお祝いは、平安時代の「袴着」のお祝いが起源といわれています。
5~7歳になると初めて袴をつける儀式で、11月15日に定められました。
江戸時代以降は男の子のみの風習となり、現在も着袴の儀として残っています。
一般的には着物と袴を着用した上に羽織をはおるスタイルで、神社に詣りに行きます。
そこで、これまでの無事や成長に感謝して、今後の健康や幸せをご祈祷してもらいます。
七五三を行う年齢は数え年でも満5歳でも決まりはありません。
お子様に応じて、ご兄弟との都合も考慮して、無理のない範囲で行うとよいと思います。
必要なもの(衣装編)
5歳の衣装は、「着物」、「袴」、「羽織」が基本スタイルです。
自宅に、主人が七五三で着用していた、着物・袴・羽織・雪駄はありました。
主人は息子に着てもらいたい思いがあり、息子も着たいということで足りないものを購入することに。
自宅に着物は残っていても小物類は残っていないご家庭が多いのではないでしょうか。
今回購入するにあたって色々調べてみたので、同じ境遇の方の参考になればと思います。
5歳の七五三で必要なもの
- 着物:礼服
- 袴:洋装でいうズボン
- 羽織:着物の上に着る礼服
- 長襦袢:肌着の上に着用
- 腰ひも:着付けに約3本使用
- 足袋:袋状の履物(洋装でいう靴下)
- 雪駄:和装の履物
- 羽織紐:羽織に取り付ける
- 角帯:着物の上から締める帯
- 懐剣:装飾品
- お守り:装飾品
- 扇子:装飾品
ザーッとみてもこんなに用意が必要です。
普段から和装に関わっていないと、集めるのに気の遠くなる感じがしますよね。
でも大丈夫です、私は10月下旬に2店舗から購入して全部揃えることができました。
基本の「着物」、「袴」、「羽織」がない場合はフルレンタルor購入されると、一気に揃えることができると思います。
単品で購入するよりセット販売がおススメです。
長襦袢(白衿)、腰ひも、足袋⇩
購入して、2日後にポストに投函されていました。
角帯、懐剣、お守り、扇子⇩
これは5歳男児の七五三を迎えるにあたって必要な小物類です。
同ショップで羽織紐も購入しました。
購入して、2日後に到着しました。
着付け方法が書かれた紙が同封されており、とてもありがたかったです。
アナログ派の私は、書面として見れると安心度が増します。
着物・袴・羽織・雪駄のほか、上記ショップから購入したもので、不足なく着付けてもらうことができました。
必要なもの(初穂料編)
初穂料とは
子どもの衣装や、スタジオ予約など事前準備はたくさんありますが、初穂料の準備も忘れないよう注意しましょう。
のし袋について
神社のホームページに記載されている金額をのし袋にいれて準備しておく必要があります。
七五三の初穂料は、水引が「紅白蝶結び」ののし袋に入れて渡します。
蝶結びは「何度でも結び直せる」結び方なので、何度あってもよいお祝いごとに使われます。
結婚式などで使われる結び切りではなく、蝶結びになっているものを選びましょう。
最寄りのセブンイレブンには結び切りや御霊前、御祝など記載されているのし袋しか置いていなくて、文具店に足を運びました。
のし袋の表書きには、『御初穂料』と書いて、下段(水引の下)には祈祷を受けるお子さんの名前をフルネームで書きます。
のし袋の裏面には郵便番号、住所、お子さんの名前を書きましょう。
新札の必要性は絶対ではないですが、なるべく綺麗なお札を準備しておくと安心です。
5歳の七五三を迎えられる方へ
経験してみて&調べた情報をもとに、事前に知っておくと良いことがいくつかありました。
- トイレは済ませておく
- ギリギリまで履きなれた靴で、絆創膏も用意しておく
- 靴や雪駄を入れる袋
- 着物が嫌なお子さんはすぐに着替えられるように着替えも用意
- お菓子や飲み物は汚れないようなものを持参
- 着付けも撮影もスピード重視
- 人気の場所や時期によっては長時間のご祈祷待ちが発生することも
- 授与品や防寒具などが入る大きめのカバンがあると便利
- 事前に初穂料を納める熨斗袋など用意
さいごに
3歳の七五三を経験した方もおられると思います。
その時よりは少し我慢ができたり、座ってられることもあるかと思います。
しかし、着なれない着物に神聖な神社。
子どもにとって非日常な環境は刺激的だと思います。
疲れやすかったり、いつもと調子が違ったりあると思うので、少しでも慌てずに済むように準備ができたらいいなと思います。
子どもも楽しい時間と思えるよう、無理なスケジュールは避けて余裕を持ったプランを。
我が家は、スタジオでの衣装持ち込み着付け、撮影、写真選定で1時間20分。
そこから近くの神社に移動してご祈祷してもらい自宅に帰ってきました。
家を出発して帰宅するまで全工程で2時間半かかりました。
子ども一人、平日にご祈祷してもらったので待ち時間がなかったこと、近所で全て行ったため短時間スケジュールだったと思います。
ご兄弟がおられる場合、衣装を当日に選ぶ場合や、休日はもっと時間がかかると思うので、そのつもりで準備されていた方が良いと思います。
改めて、七五三を迎えられる皆様、おめでとうございます。