フリーランスや個人事業主で収入が入ってくると、口座が必要となってきます。
ブログ開設後、しばらく収入はありませんでしたが、今はアドセンスとアフィリエイト広告から収入を得ています。
確定申告に備えて、個人用口座と分けたかったので、屋号付き事業用口座を作りました。
屋号が入った事業用口座の開設を検討している方におすすめの記事となっています。
もくじ
屋号入り事業用口座とは
屋号とは
屋号とは、個人事業主が事業で使用する名称です。
屋号という言葉は開業届を作成した方は目にしたことがあると思います。
私は開業届を提出する際に、今後のことを見据えて屋号を決めて設定しました。
開業届提出した後でも屋号は設定できますが、手間なので最初に設定されることをおすすめします。
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商号は、法人登記において設定される「会社名」のことをさします。
屋号は設立時に必須ではありませんが、商号は会社設立の際などに必ず設定しなければなりません。
屋号は「会社」や「銀行」といった法人格の名前を用いることはできないので要注意。
屋号入り事業用口座のメリット
- 屋号付きの銀行口座が作れる
- 確定申告の時に便利
- 法人化する時に商号として引き継げる
- 事業の信用が生まれる
屋号入り事業用口座の作り方
銀行によって手続き方法は様々です。
生活圏の銀行を選定されると便利かと思います。
「○○銀行 事業用口座 屋号」で入力して、手続き方法や必要書類などを調べてみましょう。
私が利用した銀行での手続きを紹介します。
ネット予約
最寄りの支店に来店予約をして、必要書類を持参するようありました。
本人確認書類として免許証を、事業の証明書類に開業届を持っていきました。
銀行にて聞き取り
詐欺被害やマネーロンダリング防止のために、アドセンスやアフィリエイト収入の仕組み、ブログ名など細かく説明することになりました。
その後、別の担当者に代わって同様の聞き取り。
最終的に、「書類を郵送しますので、受け取り後に来店予約をして再度お越しください。」と。
来店から口座開設まで2週間程度要すると案内ありました。
2回来店予約する必要があるので、結構手間がかかりました。ネット銀行だと来店する手間はありません。
電話
銀行に行ってからちょうど2週間、そろそろ郵送で送られてくるかなと思っていたら銀行から電話が。
現在口座開設の手続き中で、その上で確認したいことが2点あると。
- 他の銀行で事業用口座を作っているか
- 別支店で普通口座を作っているが、当店を選んだ理由は(以前、同銀行の別支店で普通口座を作っているため)
事業用口座の開設は今回が初めてだったので、他の銀行では作っていないと答えました。
また、別支店で普通口座を作った理由として、住宅購入の際のローン指定先であったこと、今回選択した支店は生活圏内で最寄りであることを説明。
引き続き準備が整い次第、郵送するとのことで電話は終わりました。
外で働きながらのワーママさんだったら電話に出るのも難しいですよね。
郵送
銀行で聞き取りしてから、20日後に郵便が届きました。
「事業用口座開設にかかる審査結果のご連絡」としてA4サイズ1枚の書類が入っていました。
事業用口座の審査が通ったようで、手続きに来店するようありました。
再度銀行へ(口座開設)
来店予約をして再度銀行へ。
銀行での手続きは以下
- 口座開設申込書に記入
- 運転免許書のコピーをとる
- 「暴力団排除条項の導入に伴いお客様へのお願い」の書面を読む
来店から1時間半後にようやく、キャッシュカードと屋号入りの通帳が出来上がりました。
最初の来店から23日かかって、ようやく屋号付き事業用口座が開設できました。
他銀行の事業用口座情報
- ゆうちょは全国区だけど通帳無し
- ネット銀行であれば来店せず、屋号付き口座が開設できる(楽天銀行やPayPay銀行)
まずは、実店舗がある銀行にするか、ネット銀行にするかを考えてみてはいかがでしょうか。
実店舗の場合だと、すでに口座を持っている場合は作れない銀行もあります。
ご自身の最寄りの銀行で一度検索してみましょう。
「○○銀行 事業用口座 屋号付き」で検索してみて、最寄り店舗で作成可能なら足を運んでみてはと思います。
最寄り店舗の口座手続きが面倒そうな場合は、ネット銀行も視野に入れてみてはと思います。
ネット銀行は来店せずに、最短当日発行が可能な銀行もあります。
さいごに
初めて作成した、屋号付き事業用口座。
普通の個人用口座を作りに行く感覚で行ったら大間違いでした。
時間はかかりましたが、信頼している銀行で屋号付き事業用口座を作ってもらえて一安心です。
実店舗で口座開設をお考えの場合は、時間に余裕を持って申し込まれた方が良いと思います。
屋号付き事業用口座を開設される予定の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。