広告 子育て

【おすすめ】キッズシューズは人気のアシックス(asics)~理学療法士が選ぶポイント~

9年間臨床してきた元理学療法士ママです。

理学療法士とは

怪我や病気等で運動機能が低下した人や障害の発生が予測される人に対して、リハビリを提供します。

動作の専門家で人間の構造や動きに関して詳しい職業です。

小児の治療経験はなく、専門的に足部の臨床をしている方とでは知識も劣ります。

理学療法士として成人の足部の疾患の治療など行ってきていたので、勉強はしていました。

少し詳しいママの一意見と思って、読んでいただけたら嬉しいです。

アシックスの靴に特化した内容です。また、理学療法士による靴選びのポイントについて知りたい方におすすめの記事となっています。

はじめに

現役時代、足育の勉強会でアシックス(asics)の靴は子どもの発達などを考慮して作られていることを知りました。

出産後、息子に他メーカーの靴を試し履きさせた経験はありますが、asicsシリーズが息子にとって一番良かったです。

他メーカーだと、足のアーチが崩れて安定性に欠けていました。

なので、ファーストシューズからasicsで統一しています。

asicsの靴はホームページにも記載されていますが、子どもの成長過程に合わせた靴作りを行っています。

靴を購入する時に重要視したポイントをいくつか紹介します。

靴選びのポイント

1歳前後で歩行しだす子が多いですが、その時はいわゆる「よちよち歩き」です。

土踏まずもまだ形成されておらずベタ足で、歩行やバランスに必要な細かい筋肉も不足しているので不安定です。

特に足首は、立位・歩行を経験することで支えとして使われていきます。

ファーストシューズがハイカットなのも、安定性を高めるためです。

足首のぐらつきを靴で支えるために多くのメーカーがハイカットに作られています。

成長とともによちよち歩きから、大人に近い歩き方に変化していきます。

その変化の過程がとても大切です。

急に、よちよち歩きから大人の歩き方に変わるわけではないので、足りない部分はサポートし、必要な能力を促す靴を購入する必要があります。

キッズシューズの役割

  1. 足首の安定性を補助
  2. 土踏まずの形成をサポート
  3. 足の指を使って踏ん張れる
  4. 衝撃を吸収するクッション

足首の安定性を補助しているか

裸足で立った姿を後ろから見た時に、足首が内側に倒れていたり、歩行時に左右のふらつきが多いと思われる場合は、足首の安定性を助けるためにもミドルカットの商品を購入されることをおすすめします。

親戚の子が内また歩行で足と足がひっかかって転倒することが多くて悩まれていました。

歩き方を見るとやはり足首がぐらぐら…。

足首をサポートするためにミドルカットの靴に変更するだけで改善しました。

他に、筋力がまだ弱くてつま先が引っ掛かりやすい場合もあります。

対策として、靴底が一枚板のような硬いものではなく、つま先が少し上向いている靴を選ぶと、引っ掛かりが軽減されることもあります。

ポイント

安定性が上がる=固定力が上がる=自由度が減るということです。

足首が安定してきたら、ローカットのものに変更して、運動しやすくしてあげることも大切です。

土踏まずの形成をサポートしているか

土踏まずは歩行や足先を繰り返し使うことで形成されていきます。

最初はみんなベタ足で当然です。

しかしベタ足が続くと、成長しても足首が内側に倒れやすくなったり、将来関節痛を引き起こしやすくなったりします。

そのためサポートするための中敷きが備わっているかが大切です。

足の指を使って踏ん張れるゆとりがあるか

足の指を使うことで踏ん張れるようになるし、同時に土踏まずの形成にもつながっていきます。

そのためには足先が細すぎる靴は不向きです。(極端な話、女性のつま先が尖った靴)

フィット性があり、靴の中で足がずれにくいように作られているかが大切です。

もちろん、足のサイズに合っていない大きな靴を履けば良いという説明ではありません。

衝撃を吸収するクッションがしっかりしているか

靴は固すぎても柔らかすぎてもよくありません。

地面は固いので、靴は衝撃を吸収させる役割も果たしています。

また、歩行や走行中に、踵からついて指先に体重がのる動作に適するためにも、靴底が少ししなる必要性があります。

しなるからといって、上履きのように柔らかすぎるものを屋外で長時間使用すると、地面からの衝撃を受けやすいので、要注意です。

横幅の広い細い、足の甲が高い低い…お子さんによって足の形は様々ですので、一度店頭で足を見てもらうのも良いかと思います。(詳しい店員さんもおられます。)

アシックスから上履きも販売されています。

さいごに

子どもの成長を考えたメーカーの靴でも、サイズが合っていなければ効果が発揮しにくいです。

定期的に靴が小さくなっていないか、確認してあげる必要があります。

また、靴底のすり減りも確認しましょう。

滑り止め効果のある波状のものがすり減ってきていたら、滑りやすく危険です。

asicsの靴はしっかりした作りのため、すり減りも少なく、頻回に洗っても丈夫なままです。

メーカーの靴は決して安価ではないですが丈夫なので、コストパフォーマンスも良いと思います。

他メーカーの靴も、子どもの成長を考えて作られている商品はあります。

靴を選ぶ時に、

  • 親が履かせやすい
  • 自分で履きやすい
  • デザインが好きで好んで靴を履いてもらいたい
  • 価格

理由は様々かと思います。

子どもの成長に合わせた靴をご希望なら、アシックスの靴を一度検討してみてはいかがでしょうか。

一人でも多くの人が満足した靴に出会えますように。

-子育て