羽根がくるくる回るシーリングファンライト、素敵ですよね。
冷房や暖房の拡散に効果的で、見た目もオシャレ。
グッとリビングの雰囲気をあげてくれる商品だと思います。
しかし我が家は、天井高さ2500mmで吹き抜けはありません。
圧迫感がなくて掃除のしやすい、羽根のないシーリングファンライトを購入しました。
スワン電器のウズカゼ(UZUKAZE)を使ってみたレポです。
工事不要、羽根のないシーリングファンライト「うずかぜ」を検討している方におすすめの記事となっています。
もくじ
シーリングファンライトとは
シーリング=天井を指すので、シーリングファンライトは天井に取り付けるライト付きサーキュレーターのことです。
インテリアにもなり、冷暖房の空気拡散に優れていて、冷暖房効率があがる商品です。
商品によっては羽根の回転向きが変えられ、冷房時と暖房時の空気のムラを軽減してくれます。
デメリットといえば、一般的な引掛シーリングだと重量が支えきれないので天井に穴をあける必要があること、羽根に埃がたまりやすいことが挙げられます。
UZUKAZE
出典:UZUKAZE
スワン電器から発売されている「UZUKAZE」は羽のないシーリングファンライトです。
空気清浄機能を向上させて、バージョンアップした商品が販売されています。
本体には3か所の吹出口があり、小型のファンが内臓されています。
そこからの吹き出す風が空気の循環を促す、特許取得の独自機構です。
スペック
品番 | FCE-550WH、FCE‐555BR |
サイズ | 約直径52cm×厚さ10cm |
重量 | 約3.3kg |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | ライト:最大42W ファン:最大7W |
対応畳数 | 8-12畳 |
LED部 | 調光:10段階 調色20段階(3000K~6500K) 設計寿命:約40000時間 |
サーキュレーター | 3段階(静音、通常、ターボ) |
保証期間 | メーカー保証1年間 |
付属品 | 保証書付き取扱説明書 HEPAフィルター×3 リモコン テスト用単四乾電池×2 |
新モデルは、厚さが更に薄くなり(-1.4㎝)、フィルターがHEPAフィルターに変わっています。
ライト
寒色系の昼光色、昼白色から暖色系の電球色まで細かく調整することが可能です。
そのバリエーションなんと、調光10段階、調色20段階です。
もちろん、常夜灯もあるので、生活スタイルやお部屋の用途に合わせて光の色味を変えられます。
空気清浄
羽根つきのシーリングファンには無くて、UZUKAZEにはある機能が、空気清浄機能です。
本体3か所に内蔵されたHEPAフィルターがお部屋に漂う塵や埃を除去してくれます。
取り外しもお手入れも簡単で、フィルターだけの販売もあります。
簡単取付
一般的な住宅に取り付け可能な引掛シーリングに対応してます。
穴をあける必要もないので、賃貸住宅でも取り付けできます。
重量も3.3kgと軽量なので持ち上げるのも楽で、簡単に設置できます。
アプリ・音声・リモコンで操作
GoogleアシスタントやAmazon Alexaの音声操作に対応。
専用アプリを使えば、スマートフォンがリモコンとして使えます。
調光・調色はもちろん、おはよう/おやすみタイマー、電気のON/OFFや風量の強さなど、様々な機能を操作可能です。
アプリを使わなくても専用のリモコンが付属しています。
うずかぜ使ってみた
インスタでシーリングファンライトを検索しているときに、「UZUKAZE」を知りました。
正直、最初は「普通のシーリングライトみたいでオシャレじゃないな」という印象でした。
我が家のシーリングファンライトの希望条件は、
- リビング学習ができる明るさが欲しい
- 調光色を変えられるものがいい
- 設置工事がなく簡単に取り付けできるものがいい
- 圧迫感のないもの
という、おしゃれさ以外を除けば一番条件に当てはまる商品がUZUKAZEでした。
一戸建てを購入してから6年が経過し、見た目以上に機能性を重視したい思いがあり購入しました。
メリット
明るい
約23畳のリビングダイニングですが、備え付けのダウンライトと併せて使うことで、十分明るいです。
昼白色のみ(写真左)、昼白色とダウンライト(写真右)⇩
電球色のみ(写真左)、電球色とダウンライト(写真右)⇩
写真では分かりにくいですが、夜間に撮影して、十分な明るさを保っています。
対応畳数が8-12畳とありますが、それ以上の広さの寝室などでも十分に使えると思います。
広めのリビングダイニングでも他の照明と併用することで問題なく使用できます。
リビング学習をしたい我が家にとって、明るさと調光の加減は満足いくものでした。
直接風が当たらない
扇風機やサーキュレーターとは役割が違うので、直接風が当たりません。
空気清浄機を置いていると小さいお子様が触ってしまう危険性がありますが、UZUKAZEは天井にあるので直接風も当たらないし安全です。
取り付けが簡単
賃貸住宅に取り付けられている一般的な引掛シーリング対応なので工事せず、簡単に取り付けできます。
実際に我が家も、羽根のあるシーリングファンだと天井に穴をあけて強度を補強する必要がありましたが、UZUKAZEは工事いらずでした。
主人は「はめ込むだけだし、軽いから取り付けしやすい」と2分程度で取り付けていました。
リモコンの感受性良好
リモコンの反応も良いのでノーストレスです。
また、リモコン操作した調光・調色・風量は、消灯した時にメモリーされるので、毎回設定する必要がありません。
安価のものだとリモコン機能が不十分だったりしますが、UZUKAZEは問題なく使えました。
部屋のインテリアに馴染む
正直オシャレさはありませんが、どの部屋に設置しても馴染んでくれます。
近距離で見るとセードの傘部分は安っぽいですが、天井につけてしまえば分かりません。
ライト以外のインテリアで好みの雰囲気にすることができたら、主張のないUZUKAZEはアリです。
暖気の空気拡散に優れている
暖かい空気は天井付近で溜まってしまいますが、UZUKAZEのファンを回していると暖気が拡散されて暖房効率が良くなります。
UZUKAZE購入前から石油ストーブをつけてますが、UZUKAZEと併用すると部屋全体が暖かくなるのが体感で分かります。
オンラインストアのページでも動画で紹介されています。
デメリット
冷気空気循環は不十分
冷房は下に溜まりやすいので、天井にあるファンが作動しても、冷気の空気循環は不十分です。
実際にスワン電器のオンラインストアページに掲載されている実験結果でも0.2℃しか変化していません。
夏場は空気清浄機能として捉えていたほうが良いかと思います。
ファンの音
口コミで散見されるファンの音ですが、「通常」、「ターボ」はそれなりに音は出ます。
通常モードだと、エアコンを稼働した時の音に似ていると思います。
ターボは寝室で就寝中に使うと気になると思いますが、エアコンを稼働しても眠れる方は、通常モードは慣れたら気にならなくなるかもしれません。
静音モードは本当に静かなので気になったことはありません。
さいごに
スワン電器の「UZUKAZE」、購入して良かったです。
圧迫感がない薄型で、空気循環ができるシーリングファンライトをお探しの方は、検討してみる価値あると思います。
3万円近くするので安価ではないですが、明るくて調光調色のバリエーションもあって、リモコンの感受性もよく、空気清浄機としても使えます。
音声操作に対応していたり、タイマー機能があったりと多様な操作ができるのも魅力的です。
工事不要なシーリングファンライトを検討している方に少しでも参考になれば嬉しいです。