我が家のテントは、コールマンのウェザーマスターワイド2ルームコーチを愛用しています。
現在は公式ショップから販売されていませんが、優秀なスペックを持ったツールームテントです。
メルカリやリサイクルショップなどで中古品が取引されているので、まだまだ人気の幕だと思います。
エントリーモデルのタフスクリーン2ルームテントについても知りたい方は、【比較】コールマン人気商品、タフスクリーン2ルームテントの違いは?もあわせてご覧ください。
コールマン最高峰といわれるウェザーマスターシリーズについて、ワイド2ルームコーチを検討している方におすすめの記事となっています。
もくじ
ウェザーマスターとは
出典:Coleman
1年中快適なキャンプを楽しむ人へ、4シーズン利用できる最高峰テントです。
日本の四季に合わせて、強風が吹く春、雨が続く梅雨や秋雨から、厳冬の氷点下から30℃を越す夏まで対応できる機能が備わっています。
2023年10月時点で、公式オンラインショップではコクーンⅢとカーブの2種類が販売されています。
共通の機能(タフスクリーンシリーズの違い)
- 冬キャンプ対応のフルスカート
出典:Coleman
寝室側も含めた周囲すべてにぺグループ付きのスカートを採用。虫の侵入防止はもちろん、冷気の侵入を防止できます。
大人気のタフスクリーンシリーズは全面フルスカート商品はありません。
- 強風にも安心極太ポール
強くてしなかやかなアルミ合金素材を使用し、強風からもテントを守ります。
ポールの太さもタフスクリーンシリーズより太くできています。
- 広さと強度を両立する独自フレーム構造
身長の高い男性でもスムーズに移動できる天井の高さ、リビングの広さと、耐風強度を両立します。
コクーンⅢもカーブも、我が家のコーチもインナーテント高さは185cm以上あります。
- 耐風テスト実験済み
台風時にウェザーマスターシリーズだけは倒れなかったというレビューも拝見しました。
- 空気循環可能なベンチレーション
暖かい空気は上昇しやすいという特性を利用し、新鮮な外気を下部メッシュより取り入れ、内部の温まった空気を上部メッシュから排出します。
- 寝室を快適にするインナーテント素材
コットン混紡素材を採用し、蒸し暑い夏はさらっと涼しく、冬は結露しにくくしてくれます。
- 雨に強い耐水圧
フライ本体の耐水圧は3,000mm、インナーテントのフロアは10,000mmです。
タフスクリーンシリーズの耐水圧は2,000mmで充分なスペックなのですが、ウェザーマスターは10,000mmです。
- 遮光コーティング
薄い色の生地の裏面に遮光性のあるポリウレタン樹脂を塗り、光を遮りテント内に効果的に影を作ってくれます。
- ルーフフライ、キャノピーポールが標準装備
雨にも強く、結露軽減につながるルーフフライも、キャノピーを作るために必須なポール付も標準装備されています。
- リビング天窓あり
上:フルオープンで明り取り+換気
中:ハーフオープンで遮光+換気
下:フルクローズで遮光(寒冷時期など)
と三段階で調節可能。
起床後に天窓から明かりが入るととても気持ちいいです。ウェザーマスターの特権です。
ウェザーマスターワイド2ルームコーチ
ウェザーマスターワイド2ルームコーチ
- 定員:4~5人用
- インナーサイズ:約330×290(220)×185(h)cm
- 重量:約26.0kg 本体/約15.2kg ポール/約8.5kg 付属品/約2.3kg
- 仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、コード引き込み口、メッシュポケット
- 付属品:ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
- 採光用のクリアウィンドウ採用(リビング天窓)
- 簡単設営、簡単撤収が可能な吊り下げ式インナーテント
- 全面フルスカート
- ルーフフライ装備
- キャノピーポール装備
- 耐水圧:約3,000mm(フロア:約10,000mm)
ウェザーマスターワイド2ルームコーチ使ってみて
プライバシー保護
タープのような解放感も好きですが、四六時中どこからも見られるのって少し疲れませんか?
誰も見ていないかもしれませんが、私はゆっくりできません。
それに比べて、壁がある安心感、プライベート感はしっかりあり、快適な時間を過ごせました。
ただキャノピーを出れば解放感も感じれるし、リビングサイドからも外の景色を堪能できます。
またなんといってもマスターシリーズ特権の天窓。
プライバシーは守りたいけれど、閉鎖的になるのは嫌な場合も天窓があると全然違いますよ。
かっこいい
これは主観ですが、マスターシリーズのテントは色合いも形もかっこいいなと思います。
コールマンのテントを持っている人は多いけれど、マスターシリーズは多くはないのでかぶりにくいのも◎
子どもも自分のテントを見つけやすそうです。
寒さや風にも無敵
耐水圧10000mmのフロアに、他の部分は3000mmと雨の心配も最小限。
それに加えて、フルスカートですき間風からの寒さも守ってくれます。
丈夫なポールで強い風に打ち勝つのもマスターシリーズの強みです。
少しでも安全にテント内を過ごしたい方にはおすすめのスペックだと思います。
ここが惜しい
重たい
やはり26kgあるので重たいです。
私一人では持ち運びできません。
ポールは別の収納袋が付属しているので、ポールとテントと分けて運ぶと女性でもなんとか可能です。
設営がやや大変
タフスクリーンと違って、マスターシリーズは1人で設営する仕様ではないので、やや大変です。
設営方法はカラーで分けてあったり工夫されているので難しくはないです。
設営が大変なのは、重たいのが一番の理由だと思います。
ただ設営してしまえば、風速7mを超える時もびくともしない安定感がありました。
タフスクリーンシリーズだと、一人で設営することを前提に作られています。
ペグ打ちが多い
テントが大きくなればなるほどペグダウンが増えます。
また、マスターシリーズはリビング含むフルスカート付きなので、スカートも全周ペグダウンすると結構大変でした。
キャノピーが狭い
我が家にとっては不満ではありませんが、家族が多いとコーチではフロント部分のキャノピーに狭さを感じるかもしれません。
チェアを置く程度だったら大丈夫ですが、そこでテーブルを広げて食事をとる場合だと手狭と思います。
またコーチにはサイド部分のキャノピーがないので、サイトの区画に合わせて柔軟にキャノピー場所を変更することができません。
さいごに
3人家族の我が家では十分すぎるスペックです。
2ルームテントを購入するか悩みましたが、使ってみるとキャンプ時間の快適度が増しました。
設営・撤収にはまだまだ時間がかかる私たちですが、それでも使いたいテントです。
自然の猛威から守ってくれる安心感があるからこそ、楽しい時間を過ごせているのだと思います。
現在は公式オンラインショップからの販売はありませんが、メルカリやヤフオク、リサイクルショップ等で取り扱われています。
検討されている方に少しでも参考になれば嬉しいです。