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【幼児のインフルエンザ】2024年インフルエンザB型に感染!症状は?子供の治療薬は?待機期間は?

先日5歳の息子がB型インフルエンザに罹患しました。

看病中にインフルエンザの症状や経過などが気になり調べてみるも、一般的な情報ばかりで実録が少ない印象を持ちました。

個人差はありますが、一例として知ってもらえたらと思い、まとめてみました。

インフルエンザの症状や、経過について知りたい方におすすめの記事となっています。

基礎情報

年齢5歳
性別
兄弟なし(一人っ子)
インフルエンザワクチン未接種
周囲の流行状況園では流行なし。地域の小学校では学級閉鎖などあり。
病気免疫に比較的強く、熱発も稀。

地域や全国的には大流行している時期でしたが、身近では感染者はほとんどいませんでした。

経過

2月8日(発症日)日常生活を過ごして就寝するも、就寝中に38℃の発熱
2月9日38.8℃。受診しB型インフルエンザに罹患していることが判明。
水分摂取〇 リンゴやパン、ゼリーなどの摂取は可能。
2月10日40℃を超える熱。本人もしんどそうで朝に一度座薬入れるもあまり効果みられず。
トイレに行けず、全介助レベル。
夜9時頃に38℃台へ下降。
2月11日(解熱)36度まで解熱。
自ら動いたり、会話することも可能。
2月12日(再熱発)自宅内で遊ぶ元気あり。食欲もあり、トイレも一人で可能。
しかし午後より機嫌悪く、インフルエンザ特融の二峰性発熱により38℃
数10分置きには起きて、泣いて、イヤイヤ発言をして眠る…の繰り返し。
2月13日一旦37℃まで解熱するも日中は38℃で経過。
機嫌は悪くないが活気なし。鼻水+目やに+
再受診し、他の感染も考慮して内服処方。
2月14日(解熱)解熱0日目、37.2℃
処方薬のおかげか、鼻水、目やにも軽減。
食欲あり、部屋の中を歩いたり遊んだりする様子も。
2月15日解熱1日目。
目やには消失。鼻水は継続中も、就寝中の呼吸のしづらさは消失。
2月16日解熱2日目。
2月17日解熱3日目。
2月18日出席停止期間が明けて、日常生活が送れるように。

二峰性発熱とは

いったん解熱し治癒したと思ったら、半日から1日後に再度発熱することをいいます。

2回目の発熱は半日から1日程度で解熱することがほとんどです。

小児のインフルエンザ感染に多くみられます。

症状

発熱中は咳や鼻水もあまりみられず、高熱メイン。

喉の腫れも少なく、唇はやや赤く腫れた印象。

解熱後は鼻水症状強く、夜間就寝の妨げになる程に。

二峰性発熱時には鼻水、涙、目やにの症状強く出現。

目やにもインフルエンザ感染において、よくある症状なようです。

その原因は、目から鼻への涙の通過障害によるもので、鼻水や鼻の粘膜の腫れで鼻が詰まることで、目にたまってしまい、目やにとして排出されます。

インフルエンザ菌による細菌性結膜炎とはまた違った病態だと思います。

インフルエンザ治療薬

錠剤か吸入薬を提示されました。

錠剤はまだ服用したことがなく、主治医も5歳児は難しいかもとの判断で吸入薬に。

吸入薬は自分で薬を吸う必要があるので、できるかどうか院内で練習・チェックしてもらえました。

きちんと吸えているとピーッと音が鳴る仕組み。

吐いた時には音は鳴らないので、大変わかりやすかったです。

持ち帰りできたので、吸入する前には毎回練習させていました。

吸入薬を扱うのが初めてでしたが、写真付きの説明書が同封されていたので迷うことなく使用できました。

ただ、どの薬にも言えることですが、ぐったりしているときに吸入させるのは本人に頑張ってもらう必要があったので大変でした。

リレンザは甘い粉末なので、息子も嫌がらずに継続することができました。

出席停止期間(待機期間)

学校保健安全法施行規則により、インフルエンザの出席停止期間の基準が定められています。

以前は、「解熱後2日を経過するまで」でしたが、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」となっています。

幼児の場合は、解熱した日を0日として後3日(丸4日間)自宅待機が必要なので、これまた大変でした。

異常行動

異常行動かは分かりませんが、夜間に限って不穏がありました。

高熱が出ているときは、目をぎらつかせて「あーあー」言っている時間が数十秒、解熱してから夜間起きては泣くが数十回。

どちらも後で本人に確認しても記憶はなかったです。

発熱中はぐったりしていることが多かったこともあり、転落の危険性などはありませんでした。

二峰性発熱

発症日を0日として、2日で解熱したと思いましたが、翌日に再び発熱しました。

解熱しているときは機嫌も良く、室内で遊んでいました。

しかし徐々に活気がなくなり、再検した時には38℃の熱発。

そこからが大変でした。

数十分おきに寝て起きての繰り返し。

寝てるときは気持ちよさそうに寝ているものの、起きると必ず泣いて怒って「イヤイヤ」。

赤ちゃん期の夜泣きと、イヤイヤ期が合体したような症状でした。

本人もパニックになっている感じで、手を握ったり安心感を与える声掛けを繰り返しすることで一時的に落ち着きました。

再診

二峰性発熱とともに鼻水と目やにの症状が強く、本人の休養の妨げになっていたため、発症から4日後に再受診。

初診時より喉が腫れていることもあり、アデノウイルスなどの他の菌やウイルスに感染している可能性もあるとのことでした。

検査はせずに、症状緩和のため、内服薬と点眼薬が処方(毎食後3日分)されました。

薬名作用
内服メイアクト抗生剤
クレママレット抗ヒスタミン薬
ムコダイン粘膜改善
点眼オゼックス抗菌剤

息子、はじめての目薬に最初は泣いていましたが、2回目からは泣かずに点眼できました。

クレママレットには眠気作用があり、その影響なのか体力低下か、解熱中も昼寝2時間以上(普段は昼寝なし)、夜間11時間程しっかりと眠っていました。

さいごに

息子の場合の、B型インフルエンザの症状や経過についてまとめてみました。

インフルエンザにおいては発症48時間以内であれば治療薬があるため、検査はしてみる価値ありかと思います。

不安な中の看病、お疲れ様です。

幼児のインフルエンザの症状や経過について、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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