こちらの記事では、メルカリトラブルの事務局対応は?
筆者が体験した、出品者側で輸送中破損の事例を紹介していきます。
過去取引200件以上ありますが、今回初めてトラブルにあったので、同様に困っている方の参考になればと思います。
プライバシーの観点から、商品や値段は変更しています。
メルカリトラブルの事務局対応は?
出品者側で輸送中破損の事例を詳しく時系列に紹介していきます。
メルカリトラブルの全貌を知りたい方におすすめの記事となっています。
もくじ
メルカリトラブルの事務局対応は?
メルカリでトラブルが起きた時の、事務局の対応についてお伝えします。
今回は配送中の破損で、取引キャンセルという形で解決しました。
事務局は一部補償のみで、全額補償しないとのことだったので、購入者と話し合って取引キャンセルを選択しました。
取引キャンセルすると、ペナルティがあるという噂も聞きますが、特に警告はなかったです。
きちんと対応した上での取引キャンセルだったので、問題なかったようです。
悪用されることも懸念して、全額補償出来ないのかもしれませんが、誠心誠意取り組んでいる方にとっては困った話です。
色々調べていると全額補償されていたり、取引キャンセル後に販売利益が入っていたり事例は様々。
もちろんマニュアルはあるでしょうが、事務局の対応してくださる方の力量にもよる部分がありそうな感じを受けました。
メルカリ事務局の返信はどのくらい?
事務局の連絡は1日1件という感じで、迅速な対応とは正直言えません。
何回かやり取りしましたが、あわせて4日間かかりました。
取引相手と揉めていたわけでもないですが、事務局を挟むと時間を要すことは覚悟していた方が良いと思います。
メルカリトラブルの出品者側で輸送中破損の事例紹介!
出品者は私で、購入者も取引件数豊富で悪い評価がなかったので、取引を受けました。
出品したものはホーロー鍋、4000円です。
プチプチなどに梱包して、らくらくメルカリ便で発送。
商品到着後に購入者から、鍋の底が割れて使えないため、事務局に連絡した旨の取引メッセージがきました。
購入者も不安だったでしょうが、丁寧な文言で送っていただけました。
購入者側は梱包の状態など写真添付で事務局に送ります。
出品者の私は、まずは購入者に謝罪をし、発送時の商品の状況、梱包についてをお伝えしました。
事務局の対応①購入者
まずは、事務局から購入者に連絡がありました。
配送会社の不備と認められたのか、半額の2000円を一部補償するという内容でした。
ここで購入者側が提案に納得した場合、出品者は送料と手数料を引いた販売価格が利益として入りますが、購入者側は商品が割れている上、半額の補償なので損します。
上記事務局からの内容を、購入者から連絡がきました。
残りの2000円を、出品者の私から返金してほしいという希望でした。
売上金の一部から2000円を補填してもらうという考えだったんだと思います。
自分が購入者側だったら、なんの落ち度もないのに商品破損&2000円の損は納得できないと思い、提案を受け入れました。
販売価格4000円-送料750円-販売手数料400円-返金2000円=850円の利益になる計算。
取引メッセージで購入者とやり取りし、事務局からの2000円の補償&出品者からの2000円返金という形で双方合意。
出品者の私からその旨を、事務局に連絡しました。
事務局の対応②出品者
事務局からは、翌日夕方に返信が来ました。
一部返金をご希望のこと承知いたしましたとのこと。
一部返金の手順として、取引相手と返金額を話し合い、同意したら、返金額を事務局に連絡する運びの内容でした。
ここで注意!
よく読むと、最初に事務局から提案された、事務局の一部補償の話がひとつも出ていません!
再度事務局に返信。
事務局からの一部補償と、出品者の一部返金で双方合意しているということを伝えました。
不誠実な取引相手だと、ここで一部返金だけの流れになる可能性もあったので要注意です。
また次の日の夕方、事務局から返信が来ました。
文言はとても丁寧ですが、案件を多く抱えているのか本当に1日1件の連絡ペース。
内容としては、事務局からの一部補償を受け取る場合は、出品者からの一部返金のサポートを行えないこと。
また、一部返金に合意されている場合は、事務局での補償はできないとのこと。
再度事務局に確認の連絡をしてて良かった…。
急いで、購入者にお伝えしました。
事務局の対応を受けて話し合い
一部補償と一部返金を同時に行えないことを連絡しました。
事務局が全額補償してくれないとなると…
- 出品者が全額負担
- 取引をキャンセル
- 一部補償か一部返金かで、購入者が泣き寝入り
が考えられるかなと。
解決策①出品者が全額負担
出品者が全額負担するとなると、
販売価格4000円-送料750円-販売手数料400円=利益2850円
そこから4000円を補償となると1150円の大損。
購入者側の落ち度はないにしても、
事務局から補償の提案が出ていて配送中の破損だったため、出品者側の落ち度もないはず。
誠意ある対応はしたいけれど、全額返金は避けたいのが正直なところ。
解決策②取引をキャンセル
なかったことにするわけです。
それなら購入者側が損することはありません。
出品者の販売利益がなくなるので、せどりで収入を得ている人にとっては避けたいかと思いますが。
私の場合は自宅の不用品だったこともあったので、寛容に考えることができたと思います。
少しでも早く穏便に終わらせたいのが本音。
解決策③一部補償か一部返金
これは購入者が泣き寝入りすることになるので、絶対避けたかったです。
もちろん購入者側も納得できないでしょうから、トラブルが悪化することが予測されます。
あらゆる状況を考えたうえで、②返品せずに、取引をキャンセルする方法を購入者側に提案。
返品して取引キャンセルとなると、返送料をどちらが払うのか揉めるでしょうし、匿名配送は出来なくなるのでお互い住所の公表が必要。
ましてや商品は破損して使えないから、戻ってきても再出品はできない。
商品を処分してもらうお願いをして、取引をキャンセルすることで双方合意。
取引キャンセルの仕方
取引キャンセルで双方合意したことを事務局に連絡しました。
そして購入者側から取引キャンセル申請をしてもらいます。
同意ボタンを押すと、今度は返品の受取確認の画面になります。
ここで、「商品がまだ返送されていない」ボタンを押すと、1つ前の画面に戻ってしまいます。
返品せずに双方合意していたので、「返送された商品を受け取った」をクリック。
「同意する」ボタンを押して、ご購入者様とのやり取りもこれにて終了!
取引がなかったことになったので、もちろん受取評価もありません。
メルカリアプリでは該当商品が取引停止中に変更されていました。
メルカリトラブルの事務局対応は?まとめ
ここまで、メルカリトラブルの事務局対応は?
出品者側で輸送中破損の事例を紹介してきました。
結論、メルカリ事務局は、購入者側にはあまり優しくない対応だなと感じました。
なので、トラブルに巻き込まれないよう、割れ物などの購入はメルカリで行うのは控えようと思いました。
そして、どんな配送でも割れないように梱包をさらに厚くする必要性も感じました。
また、取引相手の評価も確認して利用されることをおすすめします。
以上、メルカリトラブルの事務局対応は?
出品者側で輸送中破損の事務局対応について、事例を詳しく紹介いたしました。