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【トイトレ】理学療法士ママ直伝、トイレトレーニングのやり方

現在は子育て中主婦ですが、以前は理学療法士として病院で勤務しておりました。

理学療法士とは

怪我や病気等で運動機能が低下した人や障害の発生が予測される人に対して、リハビリを提供します。動作の専門家で人間の構造や動きに関して詳しい職業です。

現役を離れて数年たちますが、我が子のトイトレにおいて、動作面からもサポートが必要であることを感じたので、お伝えしたいと思います。

トイトレグッズの紹介や、トイトレを経験してみて「事前に考えておいても良いこと」を記事にしています。

トイトレグッズ購入品

トイトレを始めるにあたって購入したものを紹介します。

子どもが1歳11か月の時に、準備をはじめました。

補助便座

まずは、補助便座を購入しました。

補助便座も様々なタイプがあり悩みますよね。

  • 持ち手が前、横にあるもの、持ち手がないもの
  • 足を横に大きく開いて使うもの、足を開かずに使えるもの
  • キャラクターのもの、音が鳴るもの、シンプルなもの

結果、私が購入したものは、リッチェルのポッティスです。

リッチェルのポッティスを購入した理由は、

  1. 持ち手があって、取り外しができること
  2. 足を大きく開かずに使用できること
  3. 男児なのでおしっこガードがあること
  4. 見た目がシンプルで、色合いが優しいこと

以上4点が挙げられます。

見た目については親目線ですが(笑)、1~3は子どものトイトレのことを考えて決めました。

1.持ち手があって、取り外しができること

子どもにとって初めての体験は、不安を感じる場合もあると思います。

ポッティスは、両サイドに持ち手があって安心感を与えられること、そして成長に伴い不要になったら外せます。

2.足を大きく開かずに使用できること

大人のトイレを思い返してみてください。

座って用を足すときに足を大きく開いたりしていませんよね。

トイトレの時期から、足を閉じて座る姿勢に慣れることで、補助便座を卒業した際にも大人用トイレにスムーズに移行できることを意識しました。

3.男児なのでおしっこガードがあること

男の子のトイレは思った以上に飛び散ります(笑)

便座に座る位置や、深さを調整しないと、便器の中におさまりません。

ポッティスは、おしっこガードという前方に高さがあるので、気持ち防ぐことができます。

何回か子どもと練習して、飛び散らないように座る姿勢を教えるのが一番の解決策だとは思います。

踏み台

足が浮いていても、おしっこは出る場合が多いと思いますが、便はなかなか難しいことも。

便の場合は、力を入れて自分で排泄しなければなりません。

その時に足が浮いていたら、腹圧を高めることは難しいのです。

足の裏を踏み台につけて力を入れられるように、踏み台も購入しました。

踏み台も、

  • プラスチック製
  • 木製
  • 補助便座とセットではしごのようになっているもの

たくさんの種類があります。

私が踏み台を購入するにあたって、付き添いでトイレで用を足すことを想定しました。

購入ポイントは、

  • 軽量かつ安価で手入れのしやすいプラスチック製
  • 大人も使える設計のもの
  • 置きっぱなしでも邪魔にならないスリムさ

3点が挙げられました。

電気をつけたりする動作も自立することを想定している方は、また違った視点で考えると良いかと思います。←後述してます「理学療法士の視点」

ごほうびシール

補助便座や踏み台は、機能性を重視したので、ごほうびシールは子どもの好きなデザインのものを購入。

100均でも可愛いデザインやキャラクターのものが販売されていますが、子どもはプラレール大好き子鉄っちゃん。

西松屋で500円ほどのごほうびシールを購入しました。

消耗品かつ省スペースのものは、なるべく子どものやる気継続のために、好きなもので揃えました。

補助便座収納(100均DIY)

リッチェルのポッティスには、専用の補助便座スタンドが別売りされています。

床に直置きの収納は、掃除の面から避けたかったので購入しませんでした。

代わりに、100均商品を2つ組み合わせて計220円で補助便座を収納できるようにしました。

購入したものはトイレットペーパーストッカーと大きめのフックです。

補助便座をひっかける「トイレットペーパーホルダーフック」も販売していますが、数店舗見に行っても在庫切れ。

対策として、トイレットペーパーストッカーに大きめのフックをかけて補助便座収納に。

補助便座を外すときに、一緒にフックが外れることもありますが、継続して使っています。

トイトレを経験してみて

人と比べず焦らずに

息子が1歳11か月の時に補助便座を購入しましたが、季節的にも本人の意欲的にもあんまりだったので、ほとんど行いませんでした。

2歳半の夏にゆるく定期的にトイレに座らせて、3歳を過ぎたあたりで日中のおむつを卒業できた感じです。

そのタイミングで幼稚園入園。

園側も協力してくださり、パンツで登園。

何回か園での失敗はありましたが、今では就寝時以外はパンツで過ごし、失敗もありません。

息子は2歳すぎても発語が少なかったので、言語の発達がすすんでから始めて良かったなと。

これに関しては環境や、子どもの成長具合、本人の気持ちなど様々な要因があって出来るようになると思いますので、周りと比べずに焦らずで良いと思います。

理学療法士の視点(Q&A)

トイレでおしっこができるようになると次は、トイレ動作が一人でできるように考えると思います。

トイレ動作としては、順番の前後はあるにせよ、

  • ズボンとパンツを脱ぐ
  • ドアを開ける
  • 電気をつける
  • 便座に座って用を足す
  • トイレットペーパーをちぎって拭く
  • 水を流す
  • 手を洗ってタオルで拭く
  • 電気を消す
  • ドアを閉めてパンツを履く

と、たくさんの工程があります。

ドアの開閉はトイトレ中の年齢のお子様は、できるようになっている場合が多いと思います。

課題なのが、電気をつけて自分で便座に安全に座って、水を流して手を洗う工程

ではないでしょうか。

自立心の高いお子様や、お忙しいママパパさんは安全に自立してほしいですよね。

どうやって電気をつける?

①手っ取り早いのが、人感センサーのものに変更すること。

大人も楽だし、電気のつけっぱなしも防げるので節電にも。

②軽量の踏み台を使っている場合は、踏み台を代用する。

実際にお友達は、踏み台を動かして電気をつけていました。

電気をつけるためにも踏み台を活用したい場合は、軽量なプラスチック製を選択するのもひとつではないでしょうか。

トイレットペーパーが切れない場合は?

トイレットペーパーをちぎるのが難しい場合は、事前に何個かちぎったものを用意しておくのも一つ。

我が家で導入している補助便座収納であれば、まだフックをかけれるスペースがあるので、そこに小さな入れ物をひっかけて、ちぎったペーパーを入れていても良いかと思います。

手洗いできる?

水を流して手を洗う時は、タンクレスでない場合は、後ろを振り返る動作になります。

軽量な踏み台に乗ったままでは危険な場合も。

①踏み台から降りて、手を洗うのはトイレではなく洗面所でしてもらう。

②安全を優先して、安定感のある木製の踏み台にする。

私がトイトレを始めるときにネットで検索しても、トイトレ導入時の情報ばかりでした。

子どもがトイレで用を足せた後、次の段階の自立に向けての情報は少なかったので、まとめてみました。

さいごに

トイトレ中は、いつ終わるんだろうという焦りや不安や疲労…様々な感情が湧き出てくると思います。

子どもたちは、保育園や幼稚園など、周囲の環境から多くの刺激をもらって、成長していくものだと日々感じます。

一人で背負い込まず、みなさんと一緒に、気長に向き合っていきましょう。

トイトレに悩まれている方や不安を抱えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

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